聖書通読 使徒の働き 1章

ところがこの男は、不正なことをして得た報酬で地所を手に入れたが、まっさかさまに落ち、からだは真っ二つに裂け、はらわたが全部飛び出してしまった。(使徒 1:18)

神様は正義なので、不正には罰があります。

聖書通読 ヨハネの福音書 20章

しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。(ヨハネ 20:31)

聖書は私たち人間のために書かれています。

読書『悪魔が来りて笛を吹く』

横溝正史の推理小説です。名探偵 金田一耕助が活躍します。

貴族であるフルート演奏家・作曲家の椿英輔子爵が行方不明の後、死体で発見されました。死因は青酸カリを服用しての自殺と考えられました。昭和22年3月、法律で貴族が廃止される4月の直前に、椿子爵は貴族として死にたかったのだろうと世間は思いました。しかしその後、椿氏の屋敷に残された家族たちの前に椿氏らしき人物が度々現れます。椿氏は暗がりでフルートを吹いており、家の者たちは怯えます。椿氏に後ろめたい気持ちを持っている者も数名います。そして連続殺人事件が起こります。椿氏の呪いでしょうか!?

特権階級の悪事は、かつては隠蔽できたのかもしれませんが、時代とともに明らかになっていきますね。