読書『魔術の殺人』

アガサ・クリスティの推理小説です。

ミス・マープルは女学校時代の友人から頼まれ、非行少年を集めた少年院兼、友人の屋敷へ行きます。そこで殺人事件が起こります。もちろん魔術で殺されたのではなく、魔術のようなトリックの裏に真犯人がいます。

非行少年の更生という善良そうな働きには隠された動機があります。友人のキャリィも、その夫も非常に高い理想を抱いている人物です。そんな中ミス・マープルは冷静に物事を見極めていきます。