横溝正史の推理小説です。名探偵 金田一耕助が活躍します。
八人の落武者たちを財宝目当てに村人たちが殺したという言い伝えのある八つ墓村で、殺人事件が起こりました。田治見家の当主である要蔵が村人32人を殺しました。生き残った村人たちの中には、落武者の呪い・たたりのせいであると考えている人々もいます。要蔵は事件後、行方不明となりました。その二十数年後、要蔵と妾の子であるとされる寺田辰弥は田治見家へ行く事となります。辰弥はそれまで八つ墓村や田治見家のことは知らずに生きてきました。辰弥が八つ墓村へ入ると、次々と殺人事件が起こります。村人たちは辰弥を疑います。
村人たちの中にも様々な対立があります。辰弥へ嫌がらせをする人々もいます。非常に家名を重んじていたり、迷信深かったり、謎の通路がはりめぐらされていたり‥ドロドロとスリルがてんこ盛りです!それでいてロマンティックなところもあります☆
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