横溝正史の推理小説です。探偵の由利氏と新聞記者の三津木氏がコンビで活躍します。
原さくら歌劇団は東京公演を終え、大阪公演のため列車で大阪に向かいました。歌劇団のメンバーや関係者たちは大阪のホテルにチェックインしていきますが、中心人物であるソプラノ歌手の原さくらが行方不明です。そして、リハーサルの時にコントラバスのケースの中からバラの花びらに覆われたさくらの死体が発見されます。由利氏と三津木氏は東京と大阪を行ったり来たりしながら真相を究明していきます!
殺された原さくらは日常生活のすべてを芸術として生きる芸術家でした。そして極端に空想力の強い女の人でした。それはある人にはとても愛され、ある人には非常に憎まれる性質でもありました。
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