読書『邪悪の家』

『邪悪の家』はアガサ・クリスティの推理小説です。

名探偵ポアロは友人のヘイスティングズと休暇で海岸へ来ていました。そこでニックという若い女性に出会います。ニックは何度も命を狙われており、ポアロは急遽、ニックを守る役目を引き受けます。ニックは若い独身女性ですが、エンド・ハウスという家の持ち主でもあります。エンド・ハウスで働く人々や近隣住民やニックの友人・親戚など様々な人々が登場します。エンド・ハウスでは不吉な事が次々と起こりますが、その謎を名探偵ポアロが解決します。

『邪悪の家』は1932年に発表された作品です。ニックはカクテルパーティーが好きで社交的であり、自分の部屋の整頓もできない躾がされていない女性です。当時としては悪い意味で現代的な女性として描かれています。そして若い女性ならではの恋愛に関する問題も含まれています。