読書 『パディントン発 4時50分』

アガサ・クリスティ著の『パディントン発 4時50分』はミス・マープルが活躍する推理小説です。ミス・マープルは小さな村の老婦人ですが、推理力があります。

ミス・マープルの友人が、列車の中での殺人事件を目撃したことからはじまります。ルーシー・アイルズバロウという頭の良い家政婦も探偵役を手伝います。ルーシーは高学歴で有能であり、なおかつでしゃばりもしない素敵な女性として描かれています。ルーシーがつくるおいしそうな料理もたくさん登場します。

クラッケンソープ家に集まって来る家族・親戚たちは皆それぞれ問題を抱えており、全員怪しく思えてきます。そして、ルーシーはあらゆる男性にモテます。

クラッケンソープ家というお屋敷が主な舞台なのですが、イギリスの広大な敷地を持つお屋敷の様子を想像して読むのは面白いです!